2013年9月15日日曜日

夏休みの旅行。

長ーいあいだブログをお休みしてしまいました。
8月後半から(宏)と(由)は、続けて旅行に行っていたのです。まずは毎年恒例のフランス南西部ロット県の田舎に1週間。そして4日あいだを置いて、バルト3国の10日間家族旅行に。たくさんオモシロイものを見て写真も撮ったけど、(宏)はヘタレ写真でもどんどん公開する、というブログの原則を受け付けないので、「まだ整理ができてない」と抱え込んでいて。だからとりあえず帰還のご報告です。
さて、この写真は何かというと、
ただのおかゆに梅干し、としか見えないが…。
 リトアニアの朝市で買った燻製サケを使って、帰宅翌日に作った牛乳雑炊。バルト3国は食に期待ができない? と思っていたら、これがどうしてなかなかだった。どこの国も朝市とか青空市が充実していて、新鮮な野菜や燻製の魚、肉がたくさん。ラトヴィアなんか、駅裏に元ツェッペリンの格納庫だったという巨大な倉庫が5棟もあり、そこがすべて食材の市場! こんなのはたぶん香港以来見たことがない。フランスもタイも負けそう。特に干し魚が豊かで、みんなバケツに逆さに突っ込んで売っているのだ(写真が欲しい…)。最終日にビリニュスの市で、とりあえずサケの燻製を買ったらなんと1本1ユーロ弱。得した気分で開いてみたら、なんとそれはサケのアラだった。うずたかく積まれていたサケは、じつはみなスモークサーモンの身をおろした後の骨だったのです。
でもそれを牛乳でポシェし、骨を取り除いて残りご飯を入れて煮込んだら、とびきりおいしい牛乳雑炊ができた! あの国々の庶民は、じつに合理的でおいしい食生活をしているぞ。(由)