2014年3月21日金曜日

おいしいフランス おいしいパリ。

今週、(由)の新刊が出ました。『おいしいフランス  おいしいパリ』。フィガロ・ジャポンに連載された、パリで食べられるフランスの地方料理レストラン(アルザスのベックオフ、ブルゴーニュのカエル料理、オーヴェルニュのアリゴなど)30軒の紹介を中心に、ロワール河沿いで作られる川マスのテリーヌや豚足などを巡る旅、そして、このブログでも紹介したロット県ブノージュでの田舎暮らし報告エッセイを加えた本です。
阪急コミュニケーションズ刊。全ページカラーです。
(宏)の『改訂版ガイドブックにないパリ案内』に続いて京都のワカメちゃんがレイアウトをしてくれました。写真も大きく、読みやすくてきれいな本です。(由)


2014年3月13日木曜日

稲葉宏爾トークショーのお知らせ。

駿河台にある“ESPACE BIBLIO”は、庭に面した落ち着いた空間。アートやデザイン、写真など6000册の本を自由に閲覧できる図書室・カフェです。
いい陽気ならテラスにも出られます。
パリ関係の本も多くて(宏)と(由)の本もほぼそろっています。展示室では今齋藤芳弘の写真展「猿之助と18人の女たち」を開催中です。
亀治郎時代も含め、女形18態。3月29日まで。
「少女A」。こんなに演じ分けられる。びっくり。
このスペースで、4月19日(土)の15時と、24日(木)19時の2回、『パリ右眼左眼』と題した(宏)のトークショーというのをすることになりました。
19日はベルヴィルやビュット・オ・カイユなどのストリート・アート。24日は19世紀の屋根付きパサージュと、職人街だったバスティーユ裏の路地(パサージュ)をテーマに、写真を投影しながら気楽な話をするつもりです。
ビュット・オ・カイユ。
ギャルリ・ヴェロ・ドダ。
生意気にも有料で要予約ということで申しわけないのですが、空席だらけはカッコワルイので、どうぞ上の線をクリックしてご予約の上、ぜひ来て下さい。(宏)

原発いらない。3月9日の集会とデモ。

9日の午後、(由)と(宏)は、「0309 NO NUKES DAY 原発ゼロ 統一行動」の日比谷野音から国会へのデモに行ってきました。いろんな団体の旗の中に「誰デモ入れる市民の列」というのぼりを見つけて入れてもらう。
気温は低かったけれどきれいな青空。20数年ぶりに歩いた官庁街は、どの建物もツルピカにそびえていて、ニッポンは豊かだなー。
議事堂前。デモの人は車道には決して出られない。
でも原発事故から3年、福島の後始末はまったく進まず、被災した人たちの状況もちっとも改善されていないのに、再稼働推進だなんて、ニッポンの政治は貧しいなー。 
「はい、間もなく信号が変わります。しばらくお待ち下さい」というおまわりさんに誘導されて、歩道を進む人たち。もちろん若い人や子ども連れの人もいたけれど、多かったのは同年配のジジイとババアさんの姿。

ほんとに原発はいらない。
 国民の大多数が原発ゼロがいいというのに、選挙ではなぜか原発推進の与党が勝つという、ふしぎな論理構造のニッポン人…‥。

経済産業省前のテントです。
 といってあきらめるわけにはいかない。このままだとアベコベ政権は原発を世界中に売り、よその国に出かけて行って戦争もするという〈誇りあるふつうの国〉へと突き進んじゃうよ。(宏)