ブノージュは、ほんとはマルミニャックという村の端っこにある集落の名で、日本で言えば〈字ブノージュ〉といったところ。マルミニャック村の中心は、ブノージュから5キロほど離れたところにあって、村役場と教会、小学校、それに墓地などがある。
ミディ・ピレネー地方ロット県マルミニャック村。 |
中心と言っても商店は皆無で、小さなカフェが1軒あるだけ。 マユミさん(とボク)のタバコを買うためにこのカフェに寄ってみました。
2年前まではレストランもやっていたけど。 |
奥のカウンター(作業台?)でタバコを出してくれる。 |
中に入ると農家の土間のような室内に大きなテーブル。コーヒーはエスプレッソじゃなく、昔風に鍋で入れてくれるらしい。この日は午前中で席は空っぽだったけれど、去年は夕方に寄ったら、ほぼ満席の村人から、珍しいモノが来たぞ、と注目されてしまった。
夕方はこうなる。共同体の交流と情報交換の場です。 |
「ブノージュのケイコのところに来ています」と口上を述べたら、全員納得でニコニコしてくれました。
マルミニャック村の人口は375人です。 |
時々クルマの音が通過するだけの村のメインストリート。ひとっこひとり、いや、2人ほどいたけどね。(宏)
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