壁というよりヨロイ、塔というより板かな。 |
7区のレストラン取材の後の帰リに撮った、アレージアの南の建物です。
落書きの下の金属製の壁面が、魚の目玉かカエルの口、あるいはCBSのマークを並べたよう。
じつはこれ、ボクの本『パリ右眼左眼』に、“目玉ユニット壁面” として取り上げています。
この本では、うらぶれたパソコン製品、貸ビデオ、中華のテイクアウトの店が同居していると書いていたけれど、今はウロコの下のシャッターがみんな下りていて、JCDecauxの大きな広告パネルが2面。相変わらず、というより、よりうらぶれ〜、です。
昔は何だったのか、教えて下さい。 |
で、『右眼左眼』ではウロコ壁面についてだけ書いたんだけど、ウロコの中央から延びた塔には触れていません。でもこれ窓もないし煙突でもない。どうやらカッコウだけのシンボル塔みたい。昔の万国博のパヴィリオンのようにも見える。たぶん60〜70年代に建てられた建物だと思うけれど、自動車屋かなにかだったのかなぁ。もともとは何の建物だったんだろう。
陽射しはキラキラだけど、風は冷たい。
ポルト・ドルレアンのカフェでひと休み。柱の黒板に今日の定食が書いてあるんだけど、これがどうも読めない。目のせい?
あんがいおいしそう。今度試してみます。 |
Fonds d'Ariictaliis ??
BoeuE Caroves ???
しばらくして気がついた。下のはブフ・キャロットだ。
由紀子も、わかった、上のはアルティショーだ。
そう、この字、 Tやt のタテ棒を長くしない。そしてヨコ棒はずっと上に離れて書いてあるんです。(宏)
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