これ、撮影がすごーく難しい。逆さまに撮って回転させた。 |
ドナテッロのダヴィデのようでもあり、近世の婦人像のようでもあり、 なにせ小さくて男か女かもよく判らない(座高約65mm)。おまけに付いている場所が階段の陰なので、よほど明るい日でもよく見えない、影の人なのです。
じつはこれ、2体あって、階段の上の柱とその少し下の窓枠に取り付けられている。たぶん以前は、幼児が階段の上り下りをしないための柵を留めていたものだったんじゃないかな。ウチ以外でも、20世紀初めに作られたアパルトマンや一軒家の、よろい戸を留めるのに使われているのをときどき見かけます。わが家は1930年建築なので、その当時大量に生産された鋳鉄製品なんでしょうね。
これが正面。胸についた横筋は何だろ? 肋骨? |
ぐるりと回転して、こっち向きにもなれるんだよー。 |
可愛くて、こういうの大好き。何の役にも立たないけど、居てくれると家のお守りみたいでホッとする。
今回はちょっと(宏)ネタでしたねー。(由)
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