偉そうなシェフのいるカッコつけたビストロより、ジャン・ギャバンみたいなおっさんがやっている食堂が好き! という(由)の趣味を知って(?)、アキさんとマコトくんが、彼らの家の近くで見つけたというレトロなレストランで昼食会を計画してくれました。
RER E線のノワジー・ル・セック駅から歩くこと10数分。一軒家の並ぶのどかな住宅地のまん中にとつぜん出現したその店は、うわー、好きだなーこの感じ。
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看板がカワイイ! ルイゼットとジョエルの店だぞ。 |
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入り口脇の看板にはメニューが。読めますか? |
前菜、メイン、チーズ、デザート、ワインにコーヒーまで付いて12ユーロぽっきり! って最近、田舎でもこの値段はないよ。「すごいご馳走じゃあないですよ」と牽制するアキさん。ワインの1リットル瓶がドン! とまん中に置かれる。
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前菜はトマトとジャガイモと卵のサラダ。それに鶏レバーのムース。 |
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メインのローストビーフ。これで5人分。食べきれない…。 |
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付け合わせは緑インゲンのサラダと白インゲン豆のサラダ。 |
みんな無口になってせっせと食べました。珍しい内容ではないけれど、どれもいい加減なところのない誠実な味。毎日食べても飽きない、家庭の味。赤ワインがあっという間に空になって追加を注文したら、たったの2ユーロだった(1人が、ではなく5人分で)。
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ルイゼットおばさん手作りのアンズのタルト。 |
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デザートを出したら,ルイゼットさんは奥に入って休憩。 | |
店主のジョエルさんは、ジャン・ギャバンでも無口でもなかったけれど、陽気でよく笑うカワイイおっさんだった。近所の人がビールを飲みに来ていたけど、食堂のお客はけっきょく我々だけ。ちゃんと成り立つのかなー、この店。成り立って欲しいなー。(由)
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Tシャツ、半ズボンのおっさん。ご馳走さまでした。 | |
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