カンヌで是枝監督が審査員賞取って、映画の季節もピークを過ぎた感はありますが、パリでは先週、今週と2回に分けて黒沢清の「贖罪」2部作が封切り。メトロの駅に、キョンキョンのどアップ写真のポスターが氾濫しています。
RER B線のラプラス駅。ここは1枚だけ張られている。 |
ホントはこんな風に2枚、対になっているのです。 |
しかし、キョンキョンも歳だね。こんなアップにしちゃうのはちょっとカワイソウ。先週封切り分の第1部は見たけど、黒沢監督は、前作の「東京ソナタ」と違って今回は作り物に徹している感じで、まあいいか、というところですね。
(由)は口論映画が好きで、イランのアスガル・ファルハーディ監督の「Une Séparation」がとっても気に入っていたのだけど、新作の「Le passé」はフランスが舞台のせいか、「あーあ,またフランス女がキャーキャー言ってる」という部分もあり、ちょっと残念だった。日本映画はというと、どうも口論がうまく噛み合わなくて「え? そうなっちゃうの?」という展開で、呆れることが多いのです。じょうずに口論させているのは、是枝さんと橋口亮輔監督くらいかな?
ところで、このあいだメトロ2番線に乗っていたらきれいな映画館を見つけた。
4番線/2番線のバルベス・ロシュシュアール駅のすぐ南側。 |
入り口上部のモザイクとガラスのひさし。きれいですね。 |
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