2019年3月22日金曜日

細木さんの花の絵。

シテ・ユニヴェルシテール(パリ国際大学都市)の日本館で、”Flawar 2' と題した細木さんの個展が開かれていました。去年に続いて2度目の花の絵の展覧会。前回は大小さまざまな絵があったけれど、今回はほぼ月一点のペースで描いたという20点ほどの大作が並んでいた。
  
前の絵で描かれていた花瓶が消えて、それぞれの花々が画面からあふれ出して、広がりを感じさせる絵は、ふつうの「花の絵」の概念を超えた迫力があって、とてもいい。

自由でのびやかな、ちょっとマチスやデュフィを思わせるような絵もあって、でもそれらよりも力強く深みがあるように(褒めすぎかな?)感じたのでした。(宏)