2012年1月13日金曜日

今年もやってきた、Télérama映画週間。

世の中はソルドだけど(由)にはあまり関係なくて、それより18日から始まる情報誌Télérama恒例の映画週間が楽しみ! なにしろ3ユーロで、去年見損ねていた名画を見ることができるのです。
最近はパリの名画座系も値上がりして、早朝割引きも5ユーロ台のところはすごく少なくなった。(由)は60歳を超えているので、シニア割引きが効く館もあるけれど、それだってほとんど6ユーロ以上。10日に(宏)と一緒に行った13区のEscurialは6.50ユーロでした。
クラシックな名画座で、居心地が良くて好き。

















観たのはアキ・カウリスマキの新作「Le Havre」。まあ良かったよ。
港です。もと物書きの靴磨きオジサン(人ごととは思えない)。















ところで2011年の「私の好きな映画10本」、まだ発表していませんでした。

●Une séparation:ひたすら言い張り合う口論映画なのに、フランス映画みたいにウンザリしないで身につまされる。
●Incendies:「灼熱の魂」っていうんだって、日本題。なんじゃそりゃ。
●Melancholia:大嫌いなラルス・フォン・トリアだけど、こんな強いコワイ美しい映画を作っちゃうのには降参。これと「奇跡の海」の2本は認める。
●La guerre est déclarée:難病ものも、これなら納得。元気がいいよね。
●La piel que habito:梅図かずおっぽくなってきたけど、アルモドバルはやっぱり好き。
●Tomboy:かわいい。
●Arriétty:ごめん、宮崎系作品はたいてい好き(でも吾郎の 「コクリコ坂」は好きじゃなかった)。
●The artist:女優さんにちょっと華がないけど、デュジャルダンは似合っていたね。
●Minuit à Paris:これもバカにされるかなー? 他愛ないけど楽しく観ました。
●True grit:ずいぶん昔に観た気がするけど、これもフランスでは去年封切り。

以上です。もっと何かあったような気がするけど思い出せない。
この画面が、いちばん何度も観た映像です。















 ともかく、よく映画見た1年でした。(由)

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