2014年1月10日金曜日

1925 アール・デコ 魅惑の世界展。 

シャイヨー宮の Cité de l'architecture & du patrimoine(建築・歴史遺産センター)地階の企画展示場でやっているアール・デコの展覧会です。
いつもはここも空いてるのに、テーマのせいかふだんは見かけないタイプの女性たちで盛況だった。
『ワインと葡萄畑』ボルドー美術館所蔵の大壁画とブガッティtype40。

アール・デコという言葉は、第一次大戦後の1925年にパリで開かれた装飾美術・近代産業国際博覧会(アール・デコ万博)から一般化したもの。場所柄この時代の建築の展示が中心かと思っていたのだけれど、服やアクセサリー、香水などの装飾品や家具、庭園、乗り物,彫刻、イラスト、陶芸など、さまざまな分野に現れた〈アール・デコ様式〉が広く紹介されている。幾何学的だけど、人の手技を感じさせる魅力的なデザイン。
ラリック。

ポール・ポワレ。
プリマベーラ工房のネコ。
おなじみポンポンのクマ。

でもそのために、当時のパリに個性的な建物を造ったマレ・ステヴァンスやソヴァージュ、パトゥー、スピッツといった建築家たちの模型などがもっとたくさん観られるかと思っていたんだけれど・・・。
 最後のほうに、パクボ・スタイルと呼ばれるパトウの建物の模型があった。
本物は15区の端っこヴィクトール大通り3番地に。

カッサンドル。

その隣に豪華客船(パクボ)ノルマンディ号の模型、そしてもちろん、カッサンドルの名作ポスター『ノルマンディ号』もあったので・・・、

ノルマンディ号。
さっそくノルマンディ号をカッサンドルしてきました。(宏)
 

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