2012年7月19日木曜日

果物の季節。

アンズの処理が終わってホッとする間もなく、庭のレーヌ・クロードが熟し始めました。レーヌ・クロードはプラムの一種で、ねっとり甘い果肉の、緑色の実です。生でももちろん美味しいけど、食べきれないのはやはりジャムにするしかない。
これは昨日収穫したぶんです。熟れると黄色くなってくる。

















このくらいなら生でいけるかな? と思っていたら、今日もまたこんなに採れた……。
今日の収穫。昨日より多いし、しかもどんどん熟れてきている。

















こうなったら、のんびりしてはいられない。また青い大鍋の登場です。今回のジャムは4瓶と半分、できました。
瓶に詰めてホッとしているところに、お隣のマクルーフィさんから電話がかかってきた。「ウチのミラベルがたくさん採れたから、取りにいらっしゃい」
いやー、ウチもずいぶん果物あるんですけど、とは言ったものの、金色のミラベルは甘くて美味しいから、「じゃ、ほんの少しね」と言って取りに行ったら……。
ミラベルは主にロレーヌ地方の産物で、パリ地方では少ない。

















こんなに戴いてしまったのだ。トホホ。いや美味しいものを戴いて、トホホはいけない。でも、ミラベルは甘みが強いぶんだけあしも早くて、あっという間に 醗酵してしまうのです。気を取り直し、夜なべ仕事でひとつひとつ種を除き、いま煮上がったところです。ヤレヤレ。いやヤレヤレも言ってはいけませんね。なにしろ来年まで食べられるくらいの量のジャムが、物置の棚に並んでしまったのだから。ありがたいことです。(由)

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