2013年5月3日金曜日

雨のシャンボールの蚤の市。

毎年5月1日にシャンボールの城の周りで、大きなブロカントの青空市がある。いつも行ってるというマユミさんが車で連れていってくれました。コーヒーやおやつ持参のマオさんもいっしょにラクチンな遠足気分。
ところが パリを離れると、降り出した雨がなかなか止まない。オルレアンからブロワの地方は曇りだけど雨はない、という予報だったのに。
畑は新緑だけど景色は雨に煙って。
















シャンボールに着いてもやっぱり雨。それでも駐車場から城に向かう人はけっこう多かった。林を抜けて見えてきた城はなにやら怪奇なシルエットで、こないだ見たオルセーの『異形の天使』展に並ぶ絵のようです。
ほんとは華やかなケーキみたいな城なんだけど……。














 

城の周りには、とても全部は見られそうもないほどの数の露店が並んでいる。パリの青空市に比べると、質もいいしはるかに安い。でもテントを張った店はいいけど、雨ざらしの屋台や地面に置かれたモノはびしょ濡れ、雨合羽や傘のない客もびしょ濡れ、きれいな女性はびじょ濡れです。
さすがに人出はいつもより少なかったみたい。
















メルゲーズのサンドイッチ(3ユーロ)と、コップの赤ワイン(1.5ユーロ)を、雨の切れ目に食べて、雨ニモ負ケズなんとか一巡。
赤縁ボウルもなかなかしゃんぼうる。















 

びしょ濡れの成果は、(由)がみつけた金の天使と陶器の天使2体ずつ、瀟洒なガラスの一輪挿し、赤い縁取りのある小さなホーローのボウル、マユミさんが見つけて譲ってくれた赤いタマゴ立て。そして(宏)が粉や液体も計れる上皿付きの量りをひとつ、〆て43ユーロでした。(宏)




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