2010年12月24日金曜日

ケルテス。

コンコルド駅出口の脇の階段を上るとジュ・ド・ポーム。

















アンドレ・ケルテス展を見にジュ・ド・ポームへ。

Antoine STINCO 改装設計。

















高い天井の19世紀の建築が、3層の気持ちのいい現代空間に改装されている。

上の展示場への階段から網目越しに地上階を見下ろす。

















1925年、31才のときブダペストからパリへ。戦争でNYに引っ越して85年に死んだケルテスは、NYでは不遇だったそう。しかしまぁ、いろんな写真を撮っているけど、どちらかというと若いころの写真がかっこいい。ご当人はかなりこだわっていたらしい、歪ませたヌードのディストーション・シリーズなんかは、どうもピンとこない(ピントは合ってるけど)。


説明板が見当たらず、ネット検索しても作者不明です。

















ジュ・ド・ポームを出て、チュイルリーの土手を行くと、前には無かった彫刻が。でもなぜか少し傾いて立っている。

ケルテスしてみたス。

















また雪が降り始めた帰り道。

ねこにけるてす。
















ケルテスの写真集で復習。この本は1987年のフランス語版。原本はケルテスが死んだ翌年の1986年、ケルテスの愛弟子だった久保田博ニさんがNYのケルテスの家に残されたプリントから選び、岩波から刊行されたもの。フランス版にはケルテスを尊敬していたカルティエ・ブレッソンの序文などが追加されている。 作品の選びも、便利堂の3色オフセット・トリプルトーン(3色)印刷もすばらしい。(宏)

2 件のコメント:

  1. きれいな写真、とくに猫の。便利堂の写真集なのですか、見てみたいテス。影響受けやすいちちに笑いました。ケルテスは私も初期の作品が好きです。

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  2. チュールリー公園の彫刻は作風からみて Tony Cragg だと思いますよ。

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