2012年9月10日月曜日

Les Docks


この春セーヌ河畔にオープンした LES DOCKS, Cité de la mode et du design に行ってみた。1907年に建てられた、建材などの倉庫だった建物を改装したもので、対岸から見ると、緑色のチューブが蛇みたいに水辺に這うユニークな建物です。
オステルリッツ駅横から河畔に下りようと思ったら、散歩道がまだ未完成で、仕方なくクルマの多い河岸の道路を行く。
セーヌ側に開かれた板張りの床の明るい建物には、一般公開の前から開校していたモード学校の教室と、いくつかのセレクトショップやカフェ、レストランもある。セーヌ側に突き出たガラス張りのチューブの中を、ゆるい勾配のスロープで屋上へ。
plug over というんだそうです。

















屋上テラスのカフェで休憩したんだけど、きっとおしゃれな人たちばかりだと思ったら、黒眼鏡にケータイ持っってなにやら商談する、なんとなくふつうじゃない雰囲気の男たちが多い。で、コーヒーが4ユーロ。ラウンジなんて称しているのもちょっとね。
下の展示場の横のカフェのほうが感じいいみたい。
屋上のカフェは気持ちいいけどセーヌは見えない。


















板張りのテラスに小さな丘みたいなスロープ屋根の建物があって、屋根の上は雑草?が生い茂っている。どこからか尻尾のないネコが寄ってきました。
マヌカン歩きのネコ。

















展示場では、バレンシアガとコム デ ギャルソンの展覧会を開催中。
刺繍、レース、ビーズ……。細かな手仕事の集大成。











2012年、春夏コレクションの作品です。























黒っぽいバレンシアガの展示と、ギャルソンのホワイト ドラマという展示の対比がなかなか印象的です。
帰りは6号線のケ・ド・ラ・ガール駅に出ました。

















建物の南側で、パリコレのデフィレの(たぶん)設営が進んでいました。(宏)

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