2012年12月11日火曜日

コンコルド広場のティエポロの空。

暗くて寒い日、マニュエル・アルヴァレス・ブラヴォというメキシコの写真家の回顧展を見に行きました。会場のジュ・ド・ポウムは、コンコルド駅の上、チュイルリー庭園の西北端の堤の上にある。
堤の壁には終戦時の戦闘で倒れた人たちの慰霊板が並んでいる。
堤の上のブラヴォー展の看板。でもこれ誰も見ないよ。


































この看板の写真は見覚えがあるけど、アルヴァレス・ブラヴォの写真をまとめて見たのは初めて。シュル・レアリスムからドキュメント、風景モノ人と幅広い。なにせ1902年生まれで100才まで生きた人です。でも年代順ではなく対象のテーマで分けた構成のせいか、正直言っていまひとつという印象だった……。
見終わって外に出たら雲に凹凸ができていて、そのすき間からさーっと射るような光が、広場の大観覧車を照らしています。
ティエポロの絵のような空です。
まぶしくてピントを合わせられなかった。
翌日はまた雨。観覧車も空っぽです。 


















































翌日、大使館で衆院選の投票を済ませた帰りのバスで通過したコンコルド広場は雨模様。開票結果がこんなじゃなく,光が射してほしいんだけどなぁ……。(宏)

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