2011年4月23日土曜日

続いて、パリ落書きいろいろ。

ルドリュ・ロラン駅のすぐ東の路地パサージュ・ド・ラ・マン・ドールの壁に、こんな落書きがあった。紙を貼付けたもので、ラクガキというよりラク貼りかな。

下のヤセ男は1部が破られて欠損しているみたい。

















貼るラクガキといえば、色タイルを並べた“インヴェーダー”が有名。シャロンヌ通りのインヴェーダーは、通常よりも大きなタイルが使われている。

小さいタイルのほうがもっとかわいいんべーだー。


















そして、ルドリュ・ロラン通りの閉じた扉には、ハイコントラスト写真のラク貼り人物がいた。

この手の切り抜き写真シリーズもあちこちで目にする。
















それから、ルドリュ・ロラン通りの歩道で、こんな抽象ラクガキを見つけた。

ピンクの平行線の先端は矢印状になっている。











蛍光ピンクの2本線をずーっとたどっていったら、あれ? 途中から2本線の間に土が……。落書きではなく、街灯の電線の敷設工事でした。

陽射しが強くてわかりにくいけれど。











でも、壁じゃなく道路の落書きも案外多い。よくあるのは短いメッセージの文字を型紙プリントしたのだけど、13区の新国立図書館フランソワ・ミッテランの大階段下に、こんなのが並んでいました。

傘? ワイングラス男? 作者は別人ですね。















14区ルネ・コテイ通りの階段下にあった落書き文字はもっと意味不明です。たいていがこの近所の通りの名なんだけど、で? まさか殺人予告でもないでしょうがさっぱりわからない。

4が上にあるのは1、2、3と書いて場所が無くなったから。















ナゾの落書き文字の脇から階段を上ると、リュ・デ・ザルティストです。

アーテイスト通りへ上る階段。













やはり芸術家通り。こんな正統派?落描きがあった。





















このあたり、1920〜30年代以来、今でも芸術家のアトリエ住宅が多いところです。(宏)

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