2011年6月27日月曜日

植物は強し……。

暑い、暑い、今日はパリ近郊でも37℃だって。
暑いと植物の茂り方がハンパじゃない。ちょっと油断していると徒長枝を伸ばし、屋根を覆ってくる。(宏)は毎日、机に向かうヒマがないほど庭仕事に追われています。
ところで先週は、パリ地方では珍しく風の強い日が続いて、その度に庭の離れの屋根がギシギシキィーッとイヤな音を立てる。気になって梯子に登ってみたら、屋根に接した白カエデの木の幹が、育って膨らんで軒庇の部分に食い込み、風に揺られるたびに屋根ごと軋んでいるのでした。
もともと幹の部分の屋根をくりぬいてあったのが、さらに育った。

















(宏)が、脱獄囚みたいに鉄ヤスリや金槌を持って梯子に登り、半日奮闘。白カエデの幹を削り、庇の木の土台とトタン部分をカットして、なんとか一件落着。でもさらに育ったら、また同じ作業を繰り返すのかー。
下から見ると、食い込み方がよく分かる。

















ところで、ウチの玄関脇にはいまアジサイが満開。土質が強アルカリ性なのか、毎年みごとに真っ赤な花を咲かせます。
(宏)が「アジサイは青いほうが風情がある」と言って、2年前に涼しげな青色の花をいっぱいつけたガクアジサイを買ってきて、すぐ横に植えた。でも1年たったら、そのガクアジサイもやっぱりピンク色に変わってしまったのでした……。
これはこれでキレイですね。

















「今度は白を買おうか」 と言っている、懲りない(宏)です。(由)

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