2012年8月18日土曜日

ブノージュ村の夏休み:その2 食べ物のこと。

村に滞在中の食生活はというと:
お隣のイヴとエメ夫妻が自分たちの畑を持っていて、「インゲンが収穫期だから採っていいよー」「畑にスベリヒユがはびこって困るから抜いて!」という具合に声がかかる。彼らはもう野良仕事から引退しているので、自分たちだけでは食べきれないらしいのです。
そら豆がバケツに2杯。塩茹でして夕飯のアペリティフに。

















もちろん、すぐ飛んでいきます。1時間も働くと、食べきれないくらいの野菜が採れる。グリーンピースなんか、サヤを剥きながら生でもかじっちゃう。甘くておいしいよ、生のグリーンピース。
これはスベリヒユ。お百姓さんにとっては憎らしい雑草です。

















パリだとエディアールなんかで100g単位で売られているスベリヒユも、採り放題。鍋に2杯もあるので、半分は和風のおひたしに。残り半分は翌日冷たいサラダにしました。ちょっとヌメリがあって歯触りがシャリッと気持いい。
隣のイヴおじさん。ケイコさんの孫のセイジくんと。

















そして日曜日には、7キロほど離れたカザルの町で活気のある朝市が開かれます。採れたてのイチゴ、カシス、トマト、みなパリの朝市がダサく見えるほど新鮮(パリだってじゅうぶん新鮮と思っていたんだけど)。 イチゴは夏がシーズンだということ、ここに来て初めて知った。
この色、この量、この安さ!

















そして、カザルの市で果物を売っているオバサンの畑にカシスを買いに行きました。ドルドーニュ側に10キロほど行った林の中です。
ジャムを作るので5キロも買った。生でもすごくおいしい。

















今年は翌日帰宅したのでジャム作りには参加できなかったけど、去年はお手伝いしたので分けてもらったジャムを、まだ大事に取ってあります。市販のジャムなんか食べられなくなるほどおいしい。ケイコさんちの地下室には、こんなジャムがずらっと並んでいるんだよ。(由)

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